発熱の男性、エボラウイルス検出されず…厚労省

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発熱の男性、エボラウイルス検出されず…厚労省
2014年10月28日 13時36分

　エボラ出血熱が流行する西アフリカ・リベリアに滞在した後、２７日夕に東京・羽田空港に到着した際、発熱の症状があった４０歳代の男性について、厚生労働省は２８日、検査の結果、エボラウイルスは検出されなかったと発表した。

　男性は国立国際医療研究センター（東京都新宿区）の隔離病棟に入院しているが、３７・８度あった熱は３６度台に下がり、容体は安定している。厚労省では「感染の可能性は低い」と見ている。ただ、症状が出てから日が浅く、ウイルスが検出されなかった可能性もあるとして、念のため３日ほど入院してもらい、健康観察を続ける。

　厚労省などによると、男性は外国籍のジャーナリスト。取材のためリベリアに８月から今月中旬まで滞在したが、病院など患者が多数集まる場所には行っていないという。
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