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日本薬投与と報道のスペイン看護師、エボラ治癒

http://www.yomiuri.co.jp/world/20141022-OYT1T50051.html

日本薬投与と報道のスペイン看護師、エボラ治癒
2014年10月22日 10時50分

 【パリ=三井美奈】スペイン政府は21日、アフリカ大陸以外で初めてエボラ出血熱への感染が確認され、隔離入院していた看護師が治癒したと発表した。

 担当医が記者会見し、最終的なウイルス検査で陰性の結果が出たと述べた。

 発表によると、看護師はウイルス感染による内臓への後遺症が懸念されるため、隔離室から一般病棟に移され、治療を続ける。看護師は、西アフリカで感染して治療のためスペインに帰国した神父の看護を担当し、今月6日に感染が確認された。

 政府は使用薬について明らかにしていないが、スペイン紙エル・ムンドは、富士フイルムのグループ会社が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」が投与されたと報じていた。
2014年10月22日 10時50分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

エボラ熱にインフル薬追加生産 富士フイルム



http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014102001002116.html

エボラ熱にインフル薬追加生産 富士フイルム

 富士フイルムは20日、グループ会社の富山化学工業(東京)が開発し、エボラ出血熱への効果があるとされるインフルエンザ治療薬ファビピラビルを追加生産すると発表した。感染が拡大しており、提供要請が増えると見込んだ。追加生産の量は明らかにしていない。

 ファビピラビルは「アビガン錠」の商品名で承認されている。富士フイルムは日本でのインフルエンザ流行に備えて、2万人分の錠剤と、30万人分程度の原薬を保管している。しかし、海外からの求めに応じて提供すると必要な量が不足する恐れがあるため、追加生産を決めた。
2014/10/20 22:14   【共同通信】

エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道


エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道
2014年10月20日 11時23分

 【パリ=三井美奈】スペイン政府は19日、エボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に隔離入院していた看護師が快方に向かっていると発表した。

 ウイルス検査で陰性の結果が出たためで、近く再検査を行う予定としている。

 政府は治療に使った薬を明らかにしていないが、スペイン紙エル・ムンドは、富士フイルムホールディングスのグループ会社が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」が投与されたと報じた。この看護師は、西アフリカでエボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に入院した神父の治療団の一員で、今月6日に感染が確認された。

 「アビガン」はエボラ出血熱の治療薬としては未承認だが、フランスやドイツで治療に使用された。仏では今月初め、この薬を投与された患者が治癒し、退院している。
2014年10月20日 11時23分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/world/20141020-OYT1T50076.html

富士フイルムの薬品、独でもエボラ患者に投与

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%AC%E3%83%B3&client=firefox-a&hs=ecO&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=XWpEVLySC-TZmAX-moAg&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1413&bih=645#imgdii=_ 

http://diamond.jp/articles/-/49229

富士フイルムの薬品、独でもエボラ患者に投与
2014年10月06日 19時10分

 富士フイルムは6日、抗インフルエンザ薬「アビガン」が、ドイツの病院でエボラ出血熱の患者に投与されたと発表した。

 アビガンがエボラ出血熱の患者に投与されるのは2例目で、治療薬の有効性が期待される。

 アビガンは、エボラ出血熱の治療薬として承認されていないため、緊急措置としてドイツ政府から厚生労働省に供給依頼があり、同社が応じた。

 9月からフランスでアビガンの投与を受けた女性看護師は、今月4日に回復して退院した。
2014年10月06日 19時10分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141006-OYT1T50108.html



アビガンは失敗作だった?

http://diamond.jp/articles/-/49229




アビガン、承認用量でエボラに効く可能性あり

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20140904/414122/?rt=nocnt

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20140904/414122/?rt=nocnt

アビガン、承認用量でエボラに効く可能性あり

富山大学医学部ウイルス学教授・白木公康氏に聞く
日経メディカル オンライン

2014年9月4日


 西アフリカで流行が続くエボラ出血熱に対する有効性が確認され、注目を集めているファビピラビル(商品名アビガン、関連記事:富士フイルム「アビガンは2万人分在庫あり」)。ファビピラビルはインフルエンザに対する臨床試験は終了しており、ヒトでの薬物動態や安全性などはある程度データが公表されている。薬剤の開発に携わった富山大学医学部ウイルス学教授の白木公康氏に、エボラ出血熱に対するファビピラビルの可能性について聞いた。


――これまでにエボラウイルスに対するファビピラビルの有効性を示した、主な動物実験の概要を教えてください。

 現在までに、2つのグループからエボラウイルスを感染させたマウスに対するファビピラビルの有効性が報告されています1,2)。肝機能障害が認められ8匹中2匹が死亡する感染条件下のマウスに対し30mg/kg/dayを投与したところ、マウスの死亡率の改善効果は不明ですが、肝機能障害は完全に抑制されました1)。さらに300mg/kg/dayの投与で、10匹全てが死亡する致死性感染マウスが全例生存したと報告されました1,2)。

――エボラウイルスの場合、インフルエンザウイルスの時よりも高用量の投与が必要だと言われていますが。

 エボラウイルス増殖を阻止する濃度IC50については、インフルエンザの細胞実験で使われたプラーク減少法ではなくYield法やTCID50法が用いられ、Yield法でのIC50は10μg/mL1)、TCID50~TCID100は、31~63μg/mL2)と報告されています。これはインフルエンザウイルスより高い濃度が必要であることを意味します。したがって、抗エボラウイルス活性を示す有効濃度を達成するためには、インフルエンザより高用量の投与が必要だと考えられます。ただし、インフルエンザウイルスは主に上気道に存在し、一方エボラウイルスは主に血液中に存在するため、単純な比較はできないと思います。

――現在インフルエンザに対するファビピラビルの投与量は「1日目は1回1600mg、2~5日目は1回600mgを1日2回経口投与」となっています。

 審査報告書によると、国内の臨床試験ではヒトでの血中濃度が10μg/mLは最低確保されていましたが3)、米国の試験結果に基づき、20μg/mLが確保できる用法・用量が採用されました。したがって現在承認されている用法・用量では20~60μg/mLの血中濃度が維持されると期待できます。



しらき きみやす氏○1977年阪大医学部卒。阪大微生物病研究所、ペンシルバニア州立大を経て、90年富山医科薬科大ウイルス学教室教授、2006年より現職。富山大医学部副学部長、同医学科長も務める。




――現在のデータから、エボラ出血熱に対するヒトへの投与量は予想できますか。

 理想的には、ヒトに近い霊長類でのエボラ出血熱に対する試験があると、ヒトでの効果の推測に役立つと思われます。しかし、まだ報告されていませんので、確定的なことは言えません。その上で、ヒトから離れたマウスでの実験結果とインフルエンザの臨床試験から次のように推測してみました。

 前述の通り、ファビピラビル30mg(15mgx2)/kg/dayの投与で、感染マウスの肝機能障害が抑制できています1)。一方インフルエンザの際に行われたマウスの基礎実験では、マウスに20mg/kgを単回投与したところ、最高血漿中濃度が9.11μg/mLだったと報告されました3)。したがって、血中濃度が9.11μg/mL前後またはそれ以上の濃度で、エボラ感染マウスで認められた肝機能障害抑制効果が期待できるようです。

 残念ながら、致死性感染マウス全例が生存した300mg/kg/day投与実験におけるマウスの血中濃度は報告されていません。しかし、先ほど説明したように、承認されている用法・用量での血中濃度は20~60μg/mLと予想できます。その血中濃度は、肝機能障害抑制効果が期待できる9.11μg/mLを超えていることから、マウスからの推測という乱暴な方法ですが、現在の用法・用量でもエボラウイルス感染治療の有効域に入っている可能性はあります。

 ただし高用量の方がより有効性が期待できることは確実です。また、マウスの致死性感染実験では、投与時期が遅れると無効であると示されているように、投与時期が遅れないことも重要です。

――エボラ出血熱に対する効果を議論する際に注意すべき点はありますか。

 まずは霊長類での有効性試験を行い、その結果に基づきヒトでの有効濃度を維持できる適切な投与量の設定と安全性の確認等が必要です。致死性感染症に対する使用という点がありますが、小児や妊婦に対しては、特別な注意が必要だと思われます。

 ファビピラビルは、インフルエンザの基礎実験で確認されてきたように、薬剤耐性ウイルスができにくいという特徴があります。RNA合成酵素に校正機能がなく変異を起こしやすいRNAウイルスでは、変異による薬剤耐性ウイルスの出現が懸念されますが、ファビピラビルはRNA合成の最重要点を阻害するため、変異が生じるとRNA合成機能も失うため、耐性ができにくいと考えられます。

 エボラウイルスにおいてもファビピラビル耐性ウイルスの出現が懸念されるものの、耐性ウイルスの出現の可能性が低いというインフルエンザで見られたファビピラビルの優れた特性が、エボラウイルス感染の治療にも期待できると考えています。

 もちろん投与量は多くして、免疫が立ち上がり延命できるまで、ウイルスの増殖を抑えることが重要でしょう。希望的に考えれば、肝機能障害の阻止やエボラウイルスの排除など、動物で見られた効果がヒトで見られる可能性は高いと思います。今後の霊長類などでの有効性試験の研究成果が待たれます。

<参考文献>
1)Oestereich L,et al.Antiviral Res.2014;105:17-21.
2)Smither SJ,et al.Antiviral Res.2014;104:153-5.
3)審査結果報告書(ファビピラビル)

http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20140904/414122/?rt=nocnt

エボラ出血熱で日本の薬が“救世主”に?その効能のヒミツとは…


エボラ出血熱で日本の薬が“救世主”に?その効能のヒミツとは…
文=チーム・ヘルスプレス

インフルエンザ治療薬がエボラ出血熱に有効?(Shutterstock.com)

 西アフリカでのエボラ出血熱の大流行はまったく衰えを見せない。世界保健機関(WHO)によると、疑い例も含めると5千人近くが感染し、2400人を超える人々が死亡した.

 現在、開発中のエボラウイルスの治療薬やワクチンは複数種類あり、既に患者に投与された治療薬としては、アメリカのマップ・バイオファーマシューティカルが、カナダ公衆衛生庁、アメリカ政府と共同開発中のZMapp(ジーマップ)がる。この治療薬は通称・抗体医薬品と呼ばれるモノクローナル抗体からできている。

 人間の体の中には、体内に侵入してきた異物を排除する免疫という機能があるのは周知の通り。異物を排除するため、免疫に関係するB細胞が、ウイルスなどに感染した細胞に特有の目印に結合する抗体を作る。この抗体がただ1種類でB細胞から作る場合、その抗体をモノクローナル抗体と呼ぶ。ジーマップはエボラウイルスに作用する3種類のモノクローナル抗体を含んだもので、タバコの葉になるナス科タバコ属の多年草・ニコチアナの細胞を使って抗体を産生する。タバコの葉を使うのは抗体産生のスピードが早く、大量生産にも向いているからだ。

 ZMappは今年1月に発見されたばかり。カナダ公衆衛生庁によってエボラウイルスに感染させたサルで有効と確認されたものの、ヒトでの投与実績はまだなかった。今回、医療支援のため現地を訪れて感染したアメリカ人医師2人とスペイン人司祭1人に試験的に投与され、アメリカ人医師は症状が改善したものの、スペイン人司祭はそのまま死亡している。その後、感染が流行しているリベリアでリベリア人とナイジェリア人の医師3人に投与されたが、このうちの1人も既に死亡した。

 まだ試験的なことや、タバコの葉を使ったとしても通常の化学物質のような大量生産ができないことも影響して、マップ・バイオファーマシューティカルは既に在庫は尽きていることを明らかにしている。
●インフルエンザ治療薬がなぜエボラ出血熱に効くのか?


 いま最も注目を集めているのが富士フイルムグループの医薬品子会社・富山化学工業が開発した抗インフルエンザ薬・アビガンだ。なぜインフルエンザの治療薬がエボラ出血熱に効くのか―。
 
 一般にウイルスはその複製に必要な遺伝子情報が組み込まれたDNAあるいはRNAをタンパク質の膜で包んだだけの極めて簡単な構造を持つ。このウイルスがヒトに感染すると、ヒトの細胞に寄生して自分のDNAやRNAをそこに送り込み、遺伝情報と必要なタンパク質を複製して新たなウイルスが作られる。これが繰り返されて体内でのウイルス量が増えると、病原性を持つ場合は様々な症状が出現する。
 
 インフルエンザはRNAがタンパク質の膜で包まれたものなのだが、アビガンはヒトに感染したインフルエンザウイルスのRNA複製に必要な酵素・RNAポリメラーゼの働きを抑えてウイルスの増殖を抑制する働きがある。エボラウイルスはインフルエンザと同じようにその遺伝子情報を持ったRNAをタンパク質の膜で包んだものであり、動物実験ではアビガンが効果を示すことが知られている。このためヒトでもエボラウイルスに効果を示す可能性があると考えられている。

●FDAがアビガンをエボラ出血熱の治療薬として承認へ


 同時にこの薬が注目される理由は効果以外にもある。アビガンは通常の錠剤で大量生産が比較的容易な点だ。前述のようにマップ・バイオファーマシューティカルのZMappは大量生産に向かない。だから、わずか10人に満たない患者に投与した時点で在庫切れとなっているのだ。これでは今回のような爆発的な感染では対応できない。また、患者の体液を介して感染しやすいエボラ出血熱の場合、錠剤の方が医療従事者の感染リスクを大幅に減らせるというメリットもある。

 富士フ イルムの米国でのパートナー企業メディベクター(ボストン)が
この治験薬をエボラ出血熱感染者の治療に使えるよう申請する意向で、米食品医薬品局(FDA)と協議していると発表している。承認されれば、エボラ出血熱の感染者治療で米当局が承認する初の医薬品の一つとなる見通しだ。

 しかし、薬である以上、副作用は必ずある。アビガンの催奇性があるため妊婦や妊娠の可能性のある女性への投与や男女とも男性の服用後の7日間程度の避妊の必要がある。FDAが緊急承認したとしても、現実的にはその効果や副作用は未知数の部分があるのも事実。

 すでに富士フイルムは、2万人分のアビガンの在庫を保有すると言われ、菅義偉官房長官もWHOや医療従事者の要請により、超法規的提供の用意があると表明している。今回のエボラパニック鎮静化のカギを握るのは、もしかしたら日本かも知れない。
(文=チーム・ヘルスプレス)

http://biz-journal.jp/i/2014/09/post_6086_entry.html



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