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中国のエボラ治療薬模造品、特許情報見て製造か





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中国のエボラ治療薬模造品、特許情報見て製造か

治療薬「アビガン」(富士フイルムホールディングス提供)

 エボラ出血熱の治療薬として期待されている富士フイルムホールディングス(HD)の経口薬「アビガン」(一般名ファビピラビル)の模造品を、中国企業が生産している疑いが明らかになった。

 富士フイルムHDは中国政府に調査を要請した上、製造停止を求める訴訟に向け動きだした。新興国の中には知的財産権の保護に積極的と言えない政府もあり、製薬会社が事業を展開する上で大きな課題になっている。

 模造薬とみられる薬は、中国国内でもまだ臨床試験の許可は得ていないが、エボラ出血熱の広がりに悩むアフリカ諸国へ例外的に出荷された模様だ。

 製造元の中国製薬大手、四環医薬は「薬は中国人民解放軍の研究機関が、5年前から研究開発してきたものだ」と主張する。

 だが、富士フイルムHDは2004年からアビガンの関連特許を中国で取得しており「公開している特許情報を見て製造された可能性が強い」とみる。同社は10月、在日中国大使館に調査を求めた。特許侵害が確認されれば製造差し止めを求めて提訴することも視野に入れている。

 中国では、新薬の特許期間中に同じ成分の薬が「後発薬」として認められ、訴訟になることがあるという。「全体として一般企業の知的財産に対する意識は発展途上」(知財の専門家)なのが現状で、11月に北京に知財専門の裁判所が初めて設置されたばかりだ。

 他にも特許権の保護が十分でない新興国は少なくない。薬は人命に関わるため、企業の権利よりも患者の治療が優先される傾向にあることが、問題を複雑にしている。

(2014年12月11日 読売新聞)



この件は国連から懸念が示されてから結構時間が経過しているがこの空白はどういう時間だったのだろう。
しかし中国は何をやっても犯罪国家に見える。日本人が古(いにしえ)の時代に大陸を嫌って出てきた理由が今更ながら分かるというものだ。

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