http://www.47news.jp/smp/CN/201410/CN2014102201001805.html
中国、エイズ活動家の出国妨害 国連での報告阻む
国際 2014/10/22 21:04【共同通信】
【北京共同】ジュネーブで開く国連の女性差別撤廃委員会へ出席を予定していた中国の女性エイズ救済活動家が、公安当局に出国を阻止されていたことが22日分かった。
活動家は河南省で輸血によりエイズウイルス(HIV)に感染した王秋雲さん(46)。非政府組織(NGO)などの委託を受け、国連の会議で中国のHIV女性感染者への差別などについて23日に報告する予定だった。
北京のスイス大使館は10日にビザを発給したが、河南省の地元当局がパスポートを取り上げるなどして出国を妨害。当局は王さんに「病気で行けなくなった」と国連側に伝えるよう求めたという。