ページ

米国:大統領側近交代か…エボラ、イスラム国対応後手





http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000e030251000c.html

米国:大統領側近交代か…エボラ、イスラム国対応後手

毎日新聞 2014年10月31日 12時45分(最終更新 10月31日 13時58分)

 【ワシントン西田進一郎】米紙ニューヨーク・タイムズは30日、オバマ米大統領がイスラム過激派組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応などが後手に回ったとの批判を受け、11月4日の中間選挙後にもライス大統領補佐官(国家安全保障担当)ら外交安全保障担当を交代させる可能性があると報じた。ヘーゲル国防長官がライス氏にシリア政策を批判するメモを送ったとされるなど、政権内の不協和音も取りざたされている。
関連記事

    エボラ出血熱:オバマ大統領、強制隔離を批判

 同紙は、既にエボラ熱でバイデン副大統領の首席補佐官を務めたロン・クライン氏を対策責任者に、イスラム国対応では、有志国連合を構築する大統領特使にアフガニスタン駐留米軍司令官を務めたジョン・アレン退役大将を起用するなど、大統領が周辺に「新たな血」を入れ始めていると指摘した。

 オバマ政権2期目では、外交安全保障を巡り、ホワイトハウスで司令塔となるライス氏らが批判を浴びてきた。ライス氏ら側近グループとケリー国務長官、ヘーゲル氏らの「距離」も指摘されており、大統領が人事を通じて状況を打開しようとする可能性がある。

 同紙はヘーゲル氏が先週、オバマ政権のシリア政策を鋭く批判する2枚のメモをライス氏に送ったと紹介。アサド大統領に米政府の意思をはっきり説明するのを怠ったことを指摘したものだという。

 ヘーゲル氏は30日の記者会見で「(アサド大統領にとって)二つの敵が破壊され、より良い立場にいるのではないか」と問われ「そうだ。アサドはもちろん利を得ている」と強調。メモについても「我々は何が一番かという考えを大統領や国家安全保障会議に提供する義務がある」と、否定しなかった。

ブログ アーカイブ

「当サイトを振り返る」

このように記事を並べても、当座は兎も角、後で見ても役に立たない。何らかの体系化が欠かせない。構造は単純で構わない。※

アクセスの多い投稿:週間

アクセスの多い投稿:月間

アクセスの多い投稿:年間