http://rocketnews24.com/2014/10/28/503448/
エボラ出血熱の感染が疑われる場合は医療機関ではなく保健所へ連絡を / 厚生労働大臣がメッセージを発表
和才雄一郎
今世界中を混乱させているエボラ出血熱。2014年10月28日現在、日本国内でエボラ出血熱の患者は確認されていないが、世界的な流行を考えれば予断を許さない状況。恐怖を感じている人は少なくないだろう。
そんなエボラ出血熱に関して、厚生労働省大臣の塩崎恭久氏が、厚生労働省のホームページ上でメッセージを発表しているので取り上げたい。
・厚生労働大臣メッセージ
エボラ出血熱は、インフルエンザのように容易に飛沫感染する可能性は非常に低く、患者の体液に直接接触することにより感染するとされております。このため、まず、国民の皆様には、冷静な対応をお願いしたいと思います。
もう一点のお願いは、もし流行国に渡航し帰国した後、1か月程度の間に、発熱した場合には、万一の場合を疑い、地域の医療機関を受診することは控えていただきたい。まず、保健所に連絡をし、その指示に従っていただきたい。感染症指定医療機関への受診につなげるようにいたします。(厚生労働省ホームページより引用)
重要なことなので繰り返すが、厚生労働省によると「飛沫感染する可能性は非常に低く、患者の体液に直接接触することにより感染するとされている」とのこと。
・病院ではなく保健所へ連絡を
もう一つ重要なのが、万が一、感染が疑われる場合。もしそうなってしまったら、多くの人は病院へ行って診察を受けようとするだろう。だがそれはちょっと待った! 厚生労働省のホームページによると、まず保健所へ連絡してほしいとのこと。
・ネットの声
なおこのメッセージを読んだ人々の中には、Twitter などを使って拡散を呼びかけている人も。ネット上に書き込まれたコメントを一部ピックアップすると……
「我々の想定と大きく異なることが書いてあります」
「重要なメッセージにエライ人の名前つけて権威化するのは、こういうとき便利だね」
「やべえかなって思ったら病院じゃなくて保健所!」
「ホントコレ読んでくれたのむ」
「落ち着いて冷静に、正しい知識と行動を」
……などなど、冷静な行動を呼びかける声が多いようだ。とにかく、もしもの場合に備えて「飛沫感染する可能性は非常に低いこと」「病院ではなく保健所へ連絡」は肝に銘じておきたい。
参照元:厚生労働省
執筆:和才雄一郎
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明確な日付の記載がない。こういうのはオフィシャル扱いは出来ない。
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