http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00279456.html
エボラ出血熱 厚労省、「アビガン錠」の投与認めることを決定
10/25 07:37
厚生労働省は、国内でエボラ出血熱の患者が発生した場合に、治療に効果がある可能性が指摘されているインフルエンザ治療薬「アビガン錠」の投与を認めることを決めた。
富士フイルムのグループ会社、富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬のアビガン錠は、エボラ出血熱の治療薬としては認められていないが、治療に効果がある可能性が指摘されている。
厚労省の専門家会議では、国内で感染者が確認された際には、患者に対して副作用があることや、有効性が確立されていないことを説明することを条件に、アビガン錠の投与を認めることを決めた。
厚労省は、国内発生時には、この専門家会議を緊急参集し、臨床現場と連携体制を取ることにしている。