http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2331511.html
エボラ熱 医師の感染確認、米国内の発症４人目に
西アフリカからニューヨークに帰国した後、エボラ出血熱の陽性反応が出た男性医師について、アメリカの衛生当局は感染を正式に確認したと発表しました。アメリカ国内で発症したのは、これで４人目となります。
「男性医師の自宅前です。多くのメディアが集まっていますが、出入りが規制されている様子はなく、中では住民が普段どおり生活をしているということです」（記者）
ニューヨークでは２４日、男性医師が住むアパートに清掃業者が入り、医師の部屋を消毒しました。ただ、作業員は防護服などを着用しておらず、他の部屋の住民も多くは普段どおりの生活を続けています。
一方、アメリカＣＤＣ＝疾病対策センターは、男性がエボラ熱に感染していることが正式に確認されたと発表しました。アメリカ国内での発症は４人目となりますが、ニューヨーク市は、男性の容体が安定していて、家族や友人と携帯電話で会話したことを明らかにし、市民に冷静な対応を呼びかけました。
「ニューヨーク市民が生活を変える必要は全くありません」（ニューヨーク デブラシオ市長）
こうした中、テキサス州の病院でエボラ熱に二次感染した看護師のニーナ・ファムさんが、治療の結果、症状が回復し退院しました。
「きょうここにいられることに幸せを感じます」（ニーナ・ファムさん）
発症してから２週間目の退院で、ファムさんは会見の後、ホワイトハウスに招かれ、オバマ大統領と抱き合う写真が公開されています。（25日10:29）
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