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エボラ監視態勢強化…3か国から入国に報告義務

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141021-OYT1T50053.html

エボラ監視態勢強化…3か国から入国に報告義務
2014年10月21日 15時00分

 西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大を受け、塩崎厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で、リベリア、シエラレオネ、ギニアに滞在していた人全員を対象に、入国後、健康状態を検疫所に報告するよう義務付ける方針を明らかにした。

 これまでは感染者やウイルスを保有する恐れのある動物などとの接触歴のある人に限っていたが、今後は日本入国の3週間前までに3か国に渡航歴のある人全員に対象を広げる。入国後3週間は朝晩2回、体温や体調に異常がないか、検疫所に報告するよう求める。

 米国内ではリベリアからの入国者の感染が判明し、接触した看護師らにも感染が拡大した。今年8月中旬から9月末にかけて感染者が確認されたアフリカ諸国から日本に入国した人は400人を超えており、同省は、日本国内での監視態勢の強化に踏み切った。
2014年10月21日 15時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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