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エボラ熱の遺体腐敗進む、埋葬作業追い付かず-シエラレオネ


エボラ熱の遺体腐敗進む、埋葬作業追い付かず-シエラレオネ 

   9月18日(ブルームバーグ):シエラレオネではエボラ出血熱による死者の埋葬を担当するチームの作業が、死者数の増加に追い付いていない。ウイルス検査結果の到着が円滑に進まない中で、一部の遺体は住宅に数日間にわたって放置され、腐敗が進行している。

「1日に20-30人の遺体を埋葬しており、追い付けない状況だ。エボラ出血熱が死因ではない遺体を尊厳をもって埋葬できるよう、24時間で死因が判定できる検査能力が欲しい」。シエラレオネの埋葬チームを率いるコーディネーターのサス・カーグボさんは、首都フリータウンでのインタビューでそう語った。

コロマ大統領は8月7日、保健省の許可なしに遺体を埋葬できないよう指示を出した。これは、葬儀の場でウイルス感染が拡大するのを阻止するための対策だった。世界保健機関(WHO )によると、エボラウイルスは感染者の体液に直接接触することを通じて拡大する。

保健省が今月15日に発表した資料によると、シエラレオネではエボラ出血熱による死者が約500人に上り、感染者数は1500人を超えている。シエラレオネやギニア、リベリアでは地元の葬儀習慣がウイルス感染の拡大につながっている。全体の感染者約5000人のうち約半数が死亡しており、WHOによると、感染はまだピークに達していない可能性がある。

原題:Sierra Leone’s Ebola Burial Teams Struggle as BodiesDecompose(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:Freetown Silas Gbandia sgbandia@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Antony Sguazzin asguazzin@bloomberg.netPauline Bax, Karl Maier
更新日時: 2014/09/18 09:29 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NC2KKG6K512K01.html

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