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国連、エボラ対策で首脳級会合 米大統領「大惨事になりうる」

 国連、エボラ対策で首脳級会合 米大統領「大惨事になりうる」

    2014/9/26 10:39



 【ニューヨーク=川合智之】国連は25日、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱への対策を議論する首脳級の会合を開いた。オバマ米大統領は「地域と世界の安全保障上の危機だ。感染を止めなければ人道上の大惨事になりうる」と述べ、世界各国に資金拠出や医療支援を呼びかけた。安倍晋三首相はエボラ熱対策で4千万ドル(約44億円)を追加支援する考えを表明した。

 オバマ氏は「公衆衛生制度が崩壊の危機にある」と指摘。「今動けば数十万人の命が助かる」とし、各国政府や企業に可能な限りの支援に取り組むよう求めた。感染者が急増するリベリアのサーリーフ大統領は「最悪の予測では10万人以上の罪のない市民の命が失われる」と支援を訴えた。

 25日開いた主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)の外相会合は、エボラ熱を「平和と安全への共通のグローバルな脅威」と位置づけ、支援への決意を示す共同声明を出した。

 世界銀行も同日、医療物資や人材育成など1億7千万ドル(約180億円)の追加支援を表明した。

 26日には米ワシントンで44カ国が参加する「世界健康安全保障サミット」が開かれ、エボラ熱への緊急対策などを討議する。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM2600W_W4A920C1EAF000/



事態はますます深刻だ。安倍政権は国連で金を出すといったが、どうして人・物はださないのか。現場のノウハウが必要では無いか。デング熱のお粗末な対応を見ると、日本は現場対応力が低いのではないかという懸念が強まる。

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