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エボラ熱「12月には週1万人増も」 WHOが見通し


エボラ熱「12月には週1万人増も」 WHOが見通し

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 エボラ出血熱への懸念が世界を覆っています。院内感染した看護師は快方に向かっていると伝えられましたが、日米の首脳が電話で感染拡大阻止を協議。フェイスブックの創業者は27億円もの巨額の寄付を保健当局に申し出ました。こうした中で、WHO(世界保健機関)は、2か月後には患者が1週間に1万人増えるペースになるとの見通しを発表しました。

 「12月には最悪で1週間に5000~1万人の新たな患者が出る可能性がある」(WHO エイルワード事務局長補)

 WHO(世界保健機関)は、エボラ出血熱の患者8900人中、13日までの死者数が4447人に達したと発表。そして、1週間当たりの新たな感染者数は、現在のおよそ1000人から、今後2か月以内に週1万人のペースで増加するという見通しを示しました。WHOによりますと、現在の致死率はおよそ50%。しかし、申告されていない死亡者がいるとみており、致死率はおよそ70%に至っていると推定しています。

 国連安全保障理事会では、エボラ出血熱対策の責任者が、12月1日までに感染者の少なくとも70%が専門施設で治療されなくてはならないと指摘。この目標が達成されない場合は、“我々が予想もしない状況に直面することになる”として、各国に対し、対策を急ぐ必要性を訴えました。

 一方、安倍総理大臣は15日午前、アメリカのオバマ大統領と電話で会談。感染拡大が懸念されるエボラ出血熱に国際社会が一致して取り組む必要があるという認識で一致しました。

 「私は快方に向かっています」

 アメリカ国内で初めてエボラ出血熱を発症し、その後、死亡した男性の治療に関わった看護師ニーナ・ファムさん(26)。エボラ出血熱に感染しましたが、14日、病院を通じてコメントを出しました。

 「家族や友人に支えられ、世界一の医療チームの治療を受けられることを幸せに思っています」(ニーナ・ファムさん)

 こうした状況の中、フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグ氏は、妻とともに、エボラ出血熱の対策費としてアメリカ疾病対策センターの基金におよそ27億円を寄付。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏も、およそ53億円を国連機関に寄付すると表明しています。(15日17:56)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2323371.html

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