インドネシア・メダン、患者が高熱で死亡、エボラ出血熱感染か
2014年09月11日 11時11分
インドネシアのメダンの患者は９日夜、北スマトラ州の病院で高熱で死亡した。最近ナイジェリアから帰国したばかりなので、エボラ出血熱感染の可能性がある。
現地メディアの１０日付記事では、５７歳の患者は名前も性別も未公表だ。ナイジェリアを旅行して、８月２８日に帰国した。
インドネシア保健省の研究所のトップによると、患者に対する一回目のＰＣＲ(ポリメラーゼ連鎖反応法)検査ではエボラウイルス陰性となったが、エボラ出血熱の感染を確認するには、二回目、三回目の検査を行う必要がある。
死者はナイジェリアから帰国したばかりだ。ナイジェリアでのエボラウイルス流行はリベリア、シエラレオネ、ギニアほど深刻ではなく、エボラ出血熱感染の死亡率も低い。世界保健機関（ＷＨＯ）は９日、エボラ出血熱について、感染死者は約２３００人にのぼると発表した。ＷＨＯによると、エボラ出血熱感染者はギニア、リベリア、シエラレオネとナイジェリアの合計で４２９３人に達し、うち２２９６人が死亡した。ナイジェリアでは、感染者数が２１人で、うち８人が死亡した。
（翻訳 金慧）
http://www.xinhuaxia.jp/social/46391
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