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エボラウィルス、村から都市へ拡大、ホテルや病院に人の影がない
2014年09月01日 17時06分
英紙「インディペンデント」の8月31日付の報道によると、歴史上で最も致命的なエボラウィルスは西アフリカ諸国で猛威を振るい、辺鄙な地方から大都市へと拡大している。一部地方で、ホテルや病院に人の影はない。世界保健機関(WHO)は「西アフリカで、エボラウィルス感染者は延べ2万人に達する」と警告した。
シエラレオネの首都フリータウンやリベリアの首都モンロビアで、エボラウィルスは拡大し、人類の悪夢となっている。
2014年5月にシエラレオネで、初めてのエボラウィルス症例が発生した5月から7月末まで、感染者は533人に達した。同国はいま、緊急態勢を敷き、国民に家に閉じこもるよう求めた。政府の禁令は大都市住民の暮らしを混乱させた。大型パーティーにまったがかかり、12人が同じベンチに座るのは違法に当たる。小さい映画館は次々と廃業している。にぎやかなクラブでさえ閑散としている。ホテルの宿泊者は少ない。
フリータウンの病院は空っぽになっている。人々はいま、エボラウィルスに感染するのを懸念している。
ある住民によると、エボラウィルス恐怖は拡大しているという。
(翻訳 李継東)
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