ページ

セネガル、エボラ対策急ぐ 患者接触の20人を観察下に



http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140902/cpd1409020500001-n1.htm

セネガル、エボラ対策急ぐ 患者接触の20人を観察下に

2014.9.2 05:00

 新たにエボラ出血熱の感染者が見つかったセネガルが、患者の家族や医療関係者を含む20人を観察下に置いていることを、同国のセック保健・社会活動相が明らかにした。

 同相は8月30日、セネガルの首都ダカールから電話インタビューで、この患者は21歳の男子大学生で、約3週間前に自動車でギニアから国境を越えてセネガルに入国したと述べた。この患者は、抗生物質などの投与による治療を受けて熱が下がり、回復が見込まれているという。エボラ出血熱で死亡した親類の葬儀の後、発症した。国連のHIV・エイズプログラムのディレクターを務めた経歴を持つセック保健・社会活動相は「患者が発症の兆しを見せて以降、接触のあった人物全員を追跡することが最大の課題だ」と説明。「1人も見逃したくない。今が最も重要な時期だ」と語った。

 過去最悪のエボラ出血熱感染が5カ国目となるセネガルに拡大したことを受け、同国は患者と接触のあった人物の特定を進め、感染抑制に向けて迅速に対応した。今回のエボラ出血熱感染拡大による死者は、過去の発生例の死者数の総計とほぼ同数に達しており、世界保健機関(WHO)の今週の発表によれば、感染拡大を抑制するためには4億9000万ドル(約510億円)の費用が必要となる見通し。(ブルームバーグ Olivier Monnier)


ブログ アーカイブ

「当サイトを振り返る」

このように記事を並べても、当座は兎も角、後で見ても役に立たない。何らかの体系化が欠かせない。構造は単純で構わない。※

アクセスの多い投稿:週間

アクセスの多い投稿:月間

アクセスの多い投稿:年間