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インドでエボラ出血熱の恐怖: 首都デリーで似た症状の6人が隔離



エボラ出血熱を確認するため、研究所の医師が細胞テストを行っていた。写真: ロイター

 http://jp.ibtimes.com/articles/60921/20140903/369321.htm

記者:MUGDHA VARIYAR 翻訳者:加藤仁美 | 2014年9月3日 12時39分 更新

インドでエボラ出血熱の恐怖: 首都デリーで似た症状の6人が隔離



 エボラ出血熱の恐怖がインドで高まっている。西アフリカの大流行地域からインドに到着した6人が感染している「可能性が高い」とされた。

 9月2日時点での過去24時間で、約180人の乗客がエボラ出血熱が大流行している西アフリカ諸国からインドに到着した。180人のうち、約70がインド最大の都市ムンバイに、44人が首都デリー、残りはバンガロール、チェンナイ、ハイデラバード、コーチ、コルカタに到着した。このうちの6人の乗客がウイルスに感染している「可能性が高い」としてデリー空港の検疫施設に移された、とインド報道機関の『プレス・トラスト(The Press Trust of India)』が報じた。

 エボラ出血熱はアフリカのコンゴ民主共和国、エボラ川周辺で1976年に大流行したため、この病名がつけられた。エボラウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症で、もとのウイルス(自然宿主)の特定には至っていないが、コウモリが有力とされる。ワクチンなど有効な治療方法は確立されていない。感染した人の血液や体液、分泌物に直接触れてしまうと感染するとされる。世界保健機関(WHO)は病原体に4段階のバイオセーフィーレベルを制定しているが、同ウイルスは最も危険とされるレベル4に指定されている。人に感染した場合の致死率は50~90%とされる。

 インドの保健当局は、過去数週間にわたり、西アフリカ地域からインドへ入国した約821人の乗客を統合的な疾病調査プログラム(IDSP)の下で追跡調査してきた。ウイルスの潜伏期間は2~21日とされ、同プログラムは少なくとも1か月間、個人の健康チェックを続けることになっている。

 西アフリカ諸国から帰国した乗客は、エボラ感染者に接触した可能性があり、症状を発症することがないか調査が続けられている。

 エボラ出血熱の初期症状は、発熱、激しい脱力感、筋肉痛、頭痛、のどの痛みなどであるが、進行した場合には、嘔吐、下痢、発疹、腎障害、肝機能障害につながることがあり、場合によっては、口内、歯肉、結膜、皮膚、消化管など全身からの出血、吐血に至る。

 先週、112人以上のインド人がエボラ出血熱が流行している国から帰国した。ほとんどは空港での健康チェックの後に退去したが、このうちの6人がデリーで検疫局へ移され、その中の1人がさらに検査を行うために隔離された。

 これまでにインドで、エボラ出血熱の事例は報告されていないが、流行が拡大している高リスク国からの乗客すべてに対して空港で厳重なスクリーニングが行われ、追跡調査を行う厳戒態勢がとられている。

 今回の流行の経緯は、2013年12月に最初の感染者とみられる西アフリカ、ギニア共和国の南部で男児が感染し死亡したことに始まる。その後、家族に感染して母・姉が死亡した。2014年1月、最初の感染者とみられる男児の家族の祖母、葬儀に参列した他の村の参列者、それらの人を介して医療関係者等に感染が拡大した。2月、ギニア国内で下痢や嘔吐、出血を伴う正体不明の病気の患者が確認され、感染はさらに拡大した。同国内では分析ができなかったため、サンプルをフランスの研究所へ送ったところ、エボラウイルスだと確認され、パスツール研究所はザイールエボラウイルスであると声明を出した。


 現在最も大きな被害が出ているリベリア、ギニア、シエラレオネ、ナイジェリアの4か国で、これまでに1,500人以上が死亡している。

 http://jp.ibtimes.com/articles/60921/20140903/369321.htm

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