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エボラ熱発症後のサル治療に成功 「ZMapp」投与実験

【ワシントン共同】エボラ出血熱のウイルスに感染して3~5日後のサル18匹に、開発中の治療薬「ZMapp」を投与し、全て死なせずに治療することに成功したと、米製薬会社とカナダの研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に29日発表した。

従来のサルの実験では感染1~2日後の投与で効果があったが、今回は多くが発熱などの症状を示した後の投与。これほど遅い段階で治療できた例は初めてという。


ZMappは臨床試験を経ずに、西アフリカのエボラ熱流行で感染した米国人医師らに投与された。

2014/08/30 02:00   【共同通信】

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